そーうつティラミス

大好きな夫が双極性障害になってしまった!ほろ苦いけど前向きに仲良く生きる日常を綴ります。

転院してわかった「主治医との相性」の大切さ

このブログは、「大切な人のメンタル不調に悩む人の助けになる」ことを目的に発信しています。

 

うゆ25です😊

およそ1年半の休職を経て、この春からリハビリ出勤を頑張っている夫。

リハビリ出勤開始から2週間経ったタイミングで、通院してきました。

 

先生が、夫に言ってくれました。

「2週間、よく頑張りましたね」

温かい言葉に目頭が熱くなりました( ;∀;)

私の。

いい先生に巡り会えて、本当に良かったです。

 

 

患者にとって医者の言葉は重い

 

先生が本当に思いやりが深く、本心から励ましてくれているかなんてわかりません。

本心かどうかはこの際関係なく。

むしろ、先生は職責をよく自覚され、患者との信頼構築に努めているんだなあと思います。

 

ドクターの言葉は治療の一環なんです。

家族がかける言葉とは全く重みが違います。

重いうつで苦しんでいる人が、医師に「あと3ヶ月で治りますよ」と言われて急に快方へ向かったという話を聞いたこともあります。

 

精神科・心療内科の医師がみんな、現在の夫の主治医みたいだったらいいんですが😟

薬出すだけ、血液検査するだけ、診断書書くだけ。

なかにはそういうお医者さんもいるんですよね。

夫は転勤の都合で2度転院しましたが、最初にかかったクリニックは本当に通院するのが苦痛でした。

 

 

どっちが患者がわからん

 

近年、精神科や心療内科に通う人が増えています。

そのため、どこのクリニックも初診2ヶ月待ちとかだったりします。

仕事を休むためには診断書が必要だったので、最初の病院選びはすぐにかかれることが条件でした。

あるクリニックの予約をとれたはいいものの、そこのGoogleの口コミは散々で笑

家族のことを任せられるかとても不安だったので、先生の著書を予習してから初診に行ったぐらいです。

 

結論、診察中の先生の態度が悔しくて、待合室に戻った瞬間泣いてしまいました。

私が。

夫は私よりずっと落ち着いていて、「これじゃあどっちが患者かわからないよ」と苦笑しながら慰めてくれました。

面目ないです。

 

問診はほぼありませんでした。

CT検査と脳波検査によって、脳の萎縮とてんかんを指摘され、うつ病の診断を受けました。

本で読んだ先生の持論のとおりだったので驚きはしなかったものの、もうちょっと患者の話聞くもんじゃないの?と拍子抜け。

こちらの様子も見てきません。カルテとスキャン画像しか見てない。

終始無表情で、患者に寄り添う雰囲気は微塵もありません。

臨床医というより研究医っていうのかなあと思いました。

 

5種類ぐらいの薬を飲み始めた夫。

しかし、アカシジアや全身の痒みなどの副作用が酷く、通院のたびに薬が替わりました。

合わなければ薬を替えることは当然なんですが、その対応も淡々としている医師でした。

副作用の辛さに耳を傾けることもせず、AがダメならB、BがダメならC、とまるで実験でもしているかのようでした。

新しい薬を飲むのだって、体に変化が起きるんだから勇気がいります。

大量の精神病薬を目の前にした当時の夫の心情を思うと、今でも苦しくなります。

自分が病気や薬に明るくないので、何が正解がわからないことが悔しかったです。

 

 

転院して薬も減った

 

今の先生に出会って、夫は確実に良くなっていっています。

薬もかなり減ってシンプルな処方になりました。

外科医や歯科医師の腕の良し悪しはよく聞く話ですが、内科でも先生によってこうも経過が違うのか…と驚きます。

自分に合ったドクターを見つけることが、治療の近道なのだと思います。